ヘチマの保存方法について

以前は、夏季の風物詩として、ヘチマがぶら下がっている眺めが色々な家屋で見られました。

でも、このごろではそういった眺めは大半見られなくなっているのが実状です。

だいたい、ヘチマを食べるという風習も、相当少なくなっているのではないでしょうか。

どちらかというと、化粧水として活用する為に栽培する所が多いようです。 ですが、ヘチマは食品素材としてもとても優秀です。

そういうヘチマの保存策としては、水分が多いので乾燥をストップする事を第一に思慮します。

新聞用紙で包み、ポリ袋に入れ、冷蔵庫に入れておきましょう。 これで一週間くらいはテイストを確保できます。

その一方、ヘチマはフリージング保存する事は困難です。 これはベジタブルの中でも食物繊維が多い事が要因と言われています。

よって、保存策は一般の冷蔵庫管理にしよう。

ヘチマは、食感としてはナスに近いですね。 茹でたり炒めたりすると、とても柔らかくなります。

その為、歯のもろいお年寄り等には最適な食品素材です。

味噌との相性が徳用なので、味噌汁に入れたり、ピーマンやナス等の他のベジタブルと一緒に味噌で炒めたりして食事すると有益なでしょう。

また、ヘチマを栽植する時は、ヘチマ水を作ったり、身体を洗うときに活用するヘチマたわしにしたりする事もできます。

ヘチマ水は、実ではなくつるの部分を切ってから採れるものなので、注意しよう。

ヘチマ水を採って、それにエタノール等を混合するとローションになります。

ヘチマたわしは、ヘチマが生ってからしばらく放置しておくと、実が腐って繊維と種のみが残ります。

後は種を除去すれば、それでたわしが出来上がりです。